新刊 日本神籬考古学   原著者 荒深道斉先生

予約受付中 B5版378頁 価格4,400円 + 送料

『日本神籬考古学』は昭和14年に出版された荒深道斉著『天孫古跡探査要訣』を基礎とした考古学で、現行の西洋式考古学をはるかに凌駕する新学説です。考古学の定義は「遺跡、遺構、遺物をもとに人類の過去を研究する学問で、歴史学を構成する一つの方法である。」「その歴史学は考古学、文献史学、民俗学によって構成され、それぞれが補完し合うことによって正確な歴史の復元が可能となる。この基本に沿って教育が行われる。」とありますブリタニカ国際大百科事典)。考古学は国家の尊厳や歴史など教育に及ぶ重要な学問です。現在中学校や高校の歴史教育では、人間の祖先はチンパンジーから分かれた猿人がアフリカで誕生し(ホモ、サピエンス)10万~6万年前に世界各地に移動した。日本祖先は南方、北方から渡ってBC13000年頃が旧石器時代で弓矢と石斧の原始時代。BC1万年頃が縄文時代の草創期。BC400年以降、秦の中国統一時代が弥生時代である、と多少の異論はあるものの教えています。之に対し昭和初期から著者、荒深道斉師は全く新しい観点で調査と教育に当たられました。その調査は、歴史上誰も体系的に調査し得なかった太古巨石建造物、遺構、遺物を山岳原野の探査により、従来の歴史認識を改新する学問となりました。遺跡調査と共に「歴史考古学」では日本独特の神籬、磐境、祭壇石などが、日本最古の公的文献古事記や日本書紀の記述を裏づける物的証拠として現実に存在することを証明されました。従って、これらの神籬、磐境等を建造した時代の祖先は、蒙昧野蕃人どころか、霊知霊力の卓越した能力を備えた人達であった人類学にも及びます。探査は昭和3年から11年間、古墳、神籬石、磐境、机石、天体図石、参向下向石等々広範で、昭和14年7月に『天孫古跡探査要訣』を出版されたのです。経済的困難の中で、手書き図、ガリ版刷りでの出版でした。本書はそのスケッチを写真化し、副読本『日本神籬考古学』として日本の考古学、歴史、国家観の革新を促す出版です。     

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