09 天孫学概要 荒深道斉先生著


B5版200頁 上製本 2,970+ 送料

 日本太古よりの純正な道を学ぶのを「天孫学」という。天孫学は太古より伝えられた久遠悠久で純正な道を学問的に学ぶ事で、我が国固有の古典を精読吟味し、これに天文、地球、物理、生物、人類の進化、巨石建造物等の科学を合わせ説かれた著者荒深道斉先生の高度国体学である。昭和初期に社会情勢を交え説かれた著者の論説の骨子は、現在の思想、宗教論はもとより、宇宙進化論、生命進化論、人類進化論、国家成立論、考古学、歴史等々全てに及び再確認を迫る学問である。

 戦後日本の教育は民主主義となり、天津日嗣天皇を国民の総意のシンボルとする時代の中で、天孫学を進んで学ぶ人は僅少である。真実を無視することは天津真法が許されない。純正な古典の歴史を繙く時は必ず来るのである。外来思想宗教に覆われたのは時代は今日だけではなく、蘇我馬子時代に仏教による国政へのクーデターがあって、天智天皇のご英断により改新され、その後古事記の編纂となったものの、いまだに漢学と仏教の禍業は根強く残っています。本書は80年前の小冊子「天孫学概要」に当時の荒深道斉師の遺稿を集めて、新たに出版された書である。ここに天孫学という学問を新たに認識する時代となったのである。

 

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