31.古事記百科辞典

31 古事記百科辞典 小川栄編纂・箱ケース入り

 

古事記の新学説の展開

 古事記の『神代の巻』の基礎解読基礎解読法の違いで次の2学説に表現されます。江戸時代に本居宣長翁の打ち立てた神代編の御伽噺的な学説を旧学説といいます。

 昭和時代に荒深道斉翁の打ち立てた神代編の生命進化学説を新学説といいます。旧学説は江戸時代に確立され、明治大正昭和に亘り、膨大な出版物を世に出し、多くの学者、神道家の本流となり、学者により多少の表現や私観を混在しているものの主体は全部旧学説です。神とは過去の偉大な人物として祀ったもので神話『神代の巻』はその伝説の物語であるとされ現在古事記神代の巻に関する書籍は、ほとんどこの流れです。

新学説は昭和時代に不世出の聖人と言われた荒深道斉師の打ち立てた、神代編の生命進化学である。この新学説は従来の哲学、宗教、思想を遙かに超越する学説であるため、旧学説を根底にした教育を受けた国学者、神道家の先入観では理解し難く全く採用されないで来ました。新学説では古事記の『神代の巻』は「古事記は世界に誇る神典」「古事記は宇宙生命進化の哲理」とまで断言され、今まで世界の哲学にも宗教にも無い高度な学説を打ち立てられ、その論文は膨大にあります。しかし資金難から僅かしか市場に流通せず、希少で一部の賢者のみ知るところでした。この度『古事記百科辞典』が出版され、基本の語彙の解釈が理解しやすくなりましたので、必ずや先入観は払拭され新しい時代を席巻する新学説を中心に判り易く解説いたします。

ではその前に「古事記解釈の流れの知ろう

 古事記は日本最古の公的文書で、発刊されたのは、今から約1300余年前である。江戸時代の国学者本居宣長翁が苦心して訳書解読し古事記伝を著したことにより、純粋な大和心が日を浴びる如く復活致しました。その後の古事記解釈はこの『古事記傳』を基礎として、数多の人々によって著わされ、その冊種も既に数百種に及んで居ます。この『古事記傳』を主とした講義書が明治大正昭和初期に亘り公的に支持援用され、現在の国学者や神道家の根強い本流となり、現在の学閥をなしています。

 

 戦後もこの推移から本居流の解釈を金科玉條として異説を排除して、国学者神道家の崇敬の基本、学閥門閥の柱となり現在に至っています。

 科学が盛んな現代はこの解釈から、語句の解釈、非科学的や現実乖離の話、不可解事項が数多見えてきます。このため市販で発行する古事記の解説書は、文学書とか、情念の世界を表す書、お伽噺、伝説など、著者により異なるが差はあれ基本的には本居流解釈を根底としています。このため反日思考の史学者や科学者、または左翼のプロパガンダは、幾多の矛盾を指摘し、荒唐的である、架空のお伽噺的無稽記事であると蔑み、皇室の権威を保持する為の偽作書とまで云い出し、また欠史8代を通念とした学説まで排出して、学校でも取り上げなくなっているのです。ここまでを判り易く「第1期」としますと、これから解説するのが新たな「第2期」に入ります。「第1期」の矛盾を抱えていると思われる古事記『神代の巻』の問題を、理路整然と物心両面から正攻法で解決してくれるのが新学説であります。そしてこの新学説の重点語彙を纏めた物が『古事記百科辞典』となります。どこがどんなに違うのか、次から詳しくなります。

古事記『神代の巻』の新学説の必然性

 戦前に荒深道斉先生が古事記、日本書紀、上記、その他の古典及び天文学、生命学、地球学、地質学、化学、神霊学等々の研鑽から『新編古事記真講』『綜合古事記純正講本』『天津日嗣伝』『忍日の伝天孫記』等々を著されましたが、当時は神武天皇以前の天皇論及び国史匡済の著述が当局により厳しく制限されていました。戦後これが自由となり、著された幾多の書籍を従えた現幽の後継者、日立道根彦師により、一段と古事記解釈を啓発一新され、古事記は天地創造の真伝であると宣布、数々の絵図面と科学的解説を一層高め、最も重要な神代編の訳書解読によって実に驚異的古傳、世界的宝典であって、天体構成より、地球の凝化、生物発生及びその進化、人類出現に至る迄整然と伝えて居るのが日本神話であると説かれました。

 この改新的学説を踏まえ、神典としての価値を認識する傍書として『古事記百科辞典』は編纂してあります。本居宣長の古事記傳の文体は敬神厚く、温厚な中に至尊愛国は熱火の如き崇高さを伺えその至誠は認めなくてはなりません。宣長翁は古事記の文体を解読するために江戸時代、学問すら困難な時期に、日本書紀、万葉集、祝詞集その他の文例、文体、使用漢字などの数々の資料を集めそれを駆使しています。もしも昭和に生まれたならば、前掲学問、研究資料は百倍化し、荒深道斉先生に近づいた解読になっていたかもしれません。

 新学説はコペルニクス的転換でガラリと変わる

 キリスト教が全盛時代の西洋で、コペルニクスが天動説を唱えたときは、主観と客観が転倒し物の考え方がガラリと変わる事で、熱心な学者ほど転換が困難で、地位、身分保全のため反撃闘争する程受け入れ難い事でした。これと同じように、新学説で先進の古事記訳書解読においては根底がガラリと変わます。その時どうでしょう。当時と同じような事が起こっているのです。学者や専門を自負する著者達は絶対受け入れません。権威に関わると同時に、強固な先入観で命にも変えがたい固まりとなって顧みることを許しません。

 しかし時代は変わります。大和魂と表現されるように魂清く、穢れのない人から快く転換を迎えて呉れるのです。その起爆剤はここに案内する『古事記百科事典』です。文学書、お伽噺の観点を超えて真理探究の大きな視野に高めてくれます。正解された古事記は正に真実の伝記として価値が高められ、神典でありその訳書解説は日本人のみならず世界人類に通ずる哲理を示唆するまでに高められ、その一つ一つの語彙を綴った辞典であります。座右の宝の一つになります。

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