21.天孫古跡探査要訣

21 天孫古跡探査要訣 荒深道斉先生著

 

 本書は昭和14年に初版が発行されました。当時古事記、日本書紀の解説は架空の神話か御伽噺程度の認識であったものを、荒深先生はこれらが世界に冠たる壮大な宇宙生命創造の伝えであるとして、古伝の実証物が必ず存在するとの確信から探査されたものであります。

 昭和14年ごろは紀元2600年の国威が叫ばれるころであり、荒深先生をおいて神武天皇以前の国体を正しく力説する学者はいなく、また皇室の過去を遡る事は禁句となっており、道ひらきの書籍も当時発表できないものがありました。戦後、本書「天孫古跡探査要訣」にヒントを得て古代遺跡や神籬をメンヒル、ドルメン、ストンサークルの見地からの研究発表がありますが、残念ながらわが国古伝の精査とともに考古学をも研究された荒深先生の域に達していません。

  この書は当時資金の乏しい中、荒深道斉先生みずからガリ版の鉄筆をもって書き、謄写版印刷をされたものであります。御年69歳の高齢期のことであります。超人的な荒深先生の精神を伝えるため、あえて初版のものを使い、さらに「五島福江島神籬めぐり」と「六甲山神代遺跡保存会趣意書」を追加してあります。道ひらき会にはこれらに関係する神籬の写真が多数ありますので、近く発行が出来ましたら提供できることでしょう。更なる研究を期待致します。

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