19.言霊学初等科

19 言霊学初等科 日立道根彦先生著

 

  言霊学の定義は非常に大切です。

言葉の魂を学ぶ学問であると言う事。

その魂には生命があるから言霊学は生命学でもある。

各種生物の魂と言葉は、生物発生後に生れたのではない如く、言葉とその言霊も人類発生以前に言霊および言葉の司掌神に依り作られていたのである事。

言葉に心がありその心は言霊であり、言葉は言霊の宿る体である事。

 この定義がしっかり把握できますと、生命の本体である呼吸のリズムが言葉であり、言葉は生き物である事がはっきり判って来ます。言葉は現れた身体からだで言霊は言葉の霊魂たましいである事を学んで行くことになります。

 この言葉の霊魂とはなにかと言う学問ですから、音義又は音意を以て、その言葉を解釈し、字句を解読するのは日本独特のものであり、中国語や英語にはありません。古事記は大和言葉を漢字に置き換えて表示していますから、漢字の意味を解明して説くが旧学説ですがそうではなく、元々の大和言葉の音根に籠もる音意を以て解読する事が重要なことで、これが道ひらきの新学説で説かれた特徴です。古事記や書紀の日本神話、即ち大自然の法則なる天津古世見を解読するところの鍵は言霊であり、この学問が言霊学です。古事記、日本書紀等の神名、地名は、宇宙生命の下り進みの経路、行程を示してあります。その解明の鍵が必然の様に言霊学となってきます。つまり人の名がその人の体を表現すと言われる如く神名は御神格と御神業の現われなのです。日本神話には太古の神ながらの語脈は歴然として残っておりこれを辿ることに依って、文献以前から、人類発生以前までの宇宙生命進展の経路を知る事が出来る様になるのでする。本書はこの基本の上に立って、入門的な言霊学が判り易く説いてある基本のテキストです。

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