15.神武太平記

15 神武太平記 荒深道斉先生著

 

 荒深道斉先生の自動書記による筆録のもので原名は道之みちの臣命おみのみこと在世記ざいせいきである。古事記に漏れた所も詳しくあり歴史書として、皇室の真の姿を記述した世界に類を見ない史実の伝えである。この書の序文を日立道根彦先生が記されていますので引用してみましょう。

 『本書は、3,000年前の神武天皇に総理大臣兼参謀総長としてお仕えした道臣之命が日本神道界における不世出の大聖人とされる故荒深道斉先生に神依りされて、先生に筆録(自動書記)なさしめ給へた神武太平記であります。

 従ってこの神武太平記により現在に伝はる誤りだらけの神武天皇記を大訂正し、併せて本書は皇室の尊厳の真理真実を日本人に確認せしむると共に、皇道による政治の真義と、国民生活の真意義を知る羅針盤たるのみならず、われわれ人間の生前死後の霊界までに及ぶ永遠生命に関する真相を知らしめて一死を以って万事終わりとする、はかなき人生観より、限りなく希望ある人生観へと一変せしめる史上空前の大道典であります。』とあります。

 世の混乱の原因は、国民が天津大法の道を知らないが故であり、従って鎮定の本義は一に安国の大法(天津大法)にあります。真道を知らないものに対し側近の道之臣命が徹底的に神之道を説いています。侵略や搾取、反乱者に対していきなり賊敵を撃つのではなく、所属するその国民や統治者に天津大法の道を説き、その誤れる根本を正し、たとえ賊敵支配地であっても多くの国民を守るために農業なら収穫を待ち、産業の育成を指導し、首領に改悛の機会を与え、殺戮を回避する手段を選択しています。皇軍の戦争のあり方は戦いでなく、生き栄えさせるとの生榮(いくさ)であるとしているところにあります。日立道根彦先生の述べた『皇道による政治の本義』であり、短い紹介文ですが「本書」を読むことにより、全てなるほどと知ることが出来ます。

 この書は物語としても面白く、また道ひらきの学習は言霊学をも大切にしていますから本書の用語を最低限として慣れ、その上での理解を重要と考え、口語訳など絶対見ないで、繰り返し時間を掛けてでも読破してください。いつしか古神道の本義や、神ながらの道による生活や、国家統治のあり方、さらに死後の霊界の状況まで理解するに至るでしょう。

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