08.草薙剱

   08 (くさなぎのつるぎ)  荒深道斉先生著

 

 日本には世界に誇るべきものが沢山あります。我が国の悠久の歴史は万世一系の皇大君を戴き、変わらぬ道統を伝える大和言葉があり古代文字がある。そして事跡を伝え残した太古巨石建造物がある。しかるにある国学者の元教授は、古事記書紀等の古典に天孫民族と出雲民族が対立や闘争を行ったことが全く記述されていないのに、あえて天孫民族が先住出雲民族を制覇して国を建てたという曲説を説き、神武天皇以降欠史八代説を容認し、神典であるべき古事記講座を文学部にしたり、また仏教や新興宗教も神道教育の一環と教えるなど、本来の日本精神教育は全く失われてしまった。純粋の日本人は何処に行ったのでしょうか。

 著者は失われた精神を取り戻すために、古事記書紀のみならず多くの古典を引用しながら、また太古の儘眠っていた巨石、遺跡を探査し、古代文字を提示し、今だかって誰も説き得なかった国学の基本を説きます。日本神話は太古の生命進化の哲理を説いた神典であり、生命進化の哲理である事を宣言し、我が国古来の日本伝統精神は天地を一貫する厳正な中道であり、天の精神は光を凝らし、地球を形成し、生命を誕生させ更に長い年月をかけて、多くの神々が零穂凝を通わせ人類誕生となる過程を理論的に解説します。

 本書は古典を正しく理解し、わが国古来の伝統精神から統一の有る理論を把握することによって、力強い自信が沸き起こり、憂うべき混乱社会の禍根を薙ぎ払う指導書となります。著者の決死的維新の叫びが救国理念の根幹となり、日本再興の道、日本人の固有道を切り開く草薙剣であります。

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